車のローンがあっても住宅ローンは組める？

結論から言うと「組めます」

・マイホームは欲しいけど、車のローンや教育ローンが残っている…
・家と一緒に車も新しくしたいけど、大丈夫かな…

と言うような、心配事はありますよね。


車や教育ローンが残っていても、無理のない返済範囲と認められれば
問題なく住宅ローンを組むことができます。


住宅ローンは
「年間の収入に対して無理のない返済金額ではないか」を審査しています。


これを「返済比率」といい、
住宅ローンの返済額だけでなく
「車のローン」や「カードローン」
などの返済額も加味して、計算されています。


例えば、年収400万円の人が毎月10万円の返済だとしたら


返済比率=10×12(ヶ月)÷400＝0.3×100=30%


となります。


また、フラット３５においては、返済比率の基準を下記のように設けております。


年収400万円未満の場合：返済比率30%以下
年収400万円以上の場合：返済比率35%以下



つまり先程の年収400万円の方の場合、400万円以上にありますので、
住宅ローン以外のローンも含めて
毎月10万円の返済計画であれば可能、
毎月11.6万円の返済(400×35%÷12)までが
限度として目安にしてください。


もちろん住宅ローン以外の借入がないことが理想ではありますが、
他に借入があっても住宅ローンを組むことは可能です。